はなちゃんは高齢になり、次のような変化が見られるようになりました。
・歩き方が安定しない
・長時間立っていられない
・散歩の途中で立ち止まってしまう
「少しでも楽に歩ける方法はないか」と考えたことが、車いすを検討するきっかけでした。
※本記事は個人の体験談であり、医学的・専門的なアドバイスを目的としたものではありません。愛犬の健康状態については必ず獣医師にご相談ください。
「はな工房」さんの車いすを選択した理由
数ある犬用車いすの中から「はな工房」さんを選んだ理由は、はなちゃんの体形に合わせてオーダーメイドで作ってもらえる点でした。
既製品ではサイズが合わない可能性があり、体に負担がかかることを避けたかったため、オーダーメイドは大きな安心材料でした。
本来は、「はな工房」さんの店舗に直接出向き、測定してもらうのが確実ですが、遠方(岐阜県)のため、オンラインで発注可能な点も選択理由の一つです。

レンタルを選択した理由
購入ではなくレンタルを選んだ理由は、はなちゃんが車いすを使って歩いてくれるか不安だったためです。
高齢犬の場合、車いすに慣れるまで時間がかかることもあり、まずはレンタルで様子を見ることにしました。
(注意点)
「はな工房」さんの場合は、レンタル車いすを購入に切り替えることはできません。購入する場合は、新たに同サイズで作ってもらい、レンタル品は返却する必要がります。
発注手順:測定と確認の繰り返し
「はな工房」さんの車いすは、体形に合わせて作るため、ホームページから通常の発注情報に加えて、次の測定値を入力して送信します。
測定項目(かなり多い)
a. 背丈
b. 太ももの幅
c. 首回り
d. 前足の長さ
e. 後ろ足の長さ(写真提出)
f. 太ももの回り
g. 前脚と後脚の間の距離(写真提出)
h. 背までの高さ
i. 胴の幅(写真提出)
j. 体重




測定時の大変さ
「はな工房」さんのホームページには、写真の撮り方が詳しく説明されていますので、それに従って写真を撮ります。
ただ、はなちゃんはじっとしていないため、2人がかりで測定と写真撮影を行いました。
送信後、「はな工房」さんから「再測定のお願い」が届き、測定 → 写真撮影 → 送信 を 3回繰り返しました。
(説明写真の通りに写真を撮ったつもりでも、詳細な説明文書どりでないと、再測定になる可能性が高いと思われます)
最終的に「OK」は出ませんでしたが、こちらから「最後の測定値で製作をお願いします」と依頼し、製作が開始されました。
その後、納品までは、約1週間程度でした。
到着後の調整
車いすが到着したら、まずははなちゃんを乗せた写真を「はな工房」さんへ送付します。素人目には、後ろが少し高いように見えました。

最初はまったく歩く様子がなく、「はな工房」さんから「高さを調整してください」と指示が届きました。
調整の流れ
(「はな工房」さんからのアドバイス)
前後とも 2cm 高くしてみる → 歩かず
こちらから「自分で調整したい」と「はな工房」へ連絡
(「はな工房」さんからのアドバイス)
「2cm以内で調整してください」と指示を受ける
最初の位置に戻し、そこから微調整
前は最初の位置、後ろは 2cm 下げる
→ この状態で、少し歩き始めるようになりました


車いすは高さの調整で歩きやすさが大きく変わるため、微調整はとても重要だと感じました。
毎日のトレーニング
最近は暑さの影響で、夕方の長時間散歩が難しくなってきました。
そのため、外では排泄だけ済ませ、帰宅後に車いすで歩く練習をしています。
最初は、おやつを目の前に持っていき、追いかけるように歩き出すようにしました。

少しずつ慣れてきて、おやつがなくても自分で歩こうとするようになりました。
現在の様子
はなちゃんは車いすに慣れ、おやつがなくても歩けるようになりました。
ただし、スムーズな動きでなく、また、自分の歩きたい方向へ進むことが難しく、別の方向へ曲がってしまうことが多いため、後ろの棒を軽く動かしてフォローしながら歩いています。
まとめ
今回の車いすレンタルを通じて感じたことは、
・測定は大変だが、体に合った車いすは安心
・高さの調整で歩きやすさが大きく変わる
・最初は歩かなくても、トレーニングで慣れてくる
・飼い主のフォローがあると安心して歩ける
という点です。
シニア犬の車いすは、「乗せたらすぐ歩く」というものではなく、飼い主と一緒に少しずつ慣れていく道具だと感じました。
同じように車いすを検討している方の参考になれば幸いです。
